Poké Analytics
← 基礎記事の一覧へ

完全初心者コース 第40回

HPは奇数と偶数、何が違う?

割合ダメージの端数が、残りHPへどう影響するかを例で説明します。

HPと数値のちょっとした知識

基本は、端数を残せるHPが扱いやすい

最大HPの1/2、1/4、1/8、1/16などを使う多くの効果では、端数が切り捨てられます。たとえばHP200と201は、1/4がどちらも50、1/8がどちらも25です。消費やダメージが同じなら、最初から1多いHP201には最後に1が残ります。

このため対戦では「HPは奇数が基本」と言われます。ただし、本当に見るべきなのは奇数・偶数だけではなく、4・8・16など効果の分母で割った余りです。

みがわりを4回使える

みがわりは最大HPの1/4を切り捨てた量を消費し、現在HPが消費量より多いときだけ使えます。HP200では1回50を使うため、3回後は50。4回目は使えません。HP201なら4回使って1残ります。

同じ考え方で、最大HPが4の倍数でなければ端数が残ります。たとえばHP202も消費は50なので4回使えます。つまり、ここでは「奇数」より正確には「4の倍数を避ける」ことが重要です。

HP200
3回まで・残り50
HP201
4回後・残り1

ステルスロックや定数ダメージを1回多く耐えることがある

いわ等倍のステルスロックと通常のどくは最大HPの1/8です。HP200も201も1回25ダメージですが、200は8回で0、201は8回受けても1残り、9回目で倒れます。ステルスロックなら、そのぶん場へ出られる回数が1回増える例です。

やけどや砂嵐は最大HPの1/16です。HP160と161ではどちらも1回10ダメージなので、161なら16回受けた後に1残ります。いのちのたまは攻撃成功ごとに最大HPの1/10を失うため、HP150と151でも同じ関係になります。

ただし実戦では相手の攻撃や別の削りも受けます。端数を残したからといって、必ず丸々1ターン増えるとは限りません。

1/8の例
HP200→8回で0
端数あり
HP201→8回後1

はらだいこ+オボンのみは偶数HPが分かりやすい

はらだいこは最大HPの1/2を減らします。オボンのみは残りHPが最大HPの半分以下になると発動するため、満タンのHP200から使えば100になり、その場で発動します。

HP201では1/2を切り捨てた100を減らして101残ります。これは半分より多いため、満タンからはらだいこを使っただけではオボンのみが発動しません。こうした「ちょうど半分以下へ入りたい」場面では、偶数HPに明確な利点があります。

HP200
200→100・発動
HP201
201→101・未発動

自分でHPを削り、狙った回数で退場する

ゴーストタイプが使うのろいは、自分の最大HPの1/2を減らして相手をのろい状態にします。HP200なら100ずつ減るため、回復がなければ2回目で自分も倒れます。相手へ効果を残しながら退場し、控えを安全に出したいときは、この偶数HPが目的に合う場合があります。

HP201では消費が100になり、2回使っても1残ります。長く場に残りたいなら利点ですが、2回目で退場したい計画とはずれます。はらだいこやのろい以外でも、最大HPの半分を使う効果と発動条件を組み合わせるときは同じ確認が必要です。

奇数か偶数かではなく、狙う効果から決める

みがわりで端数を残すなら4の倍数を避ける、1/8ダメージを意識するなら8の倍数との関係を見る、たべのこしの回復量を増やすなら16で割った値を見る、というように目的から逆算します。

たとえば最大HP160のたべのこし回復は10ですが、159では9です。耐える回数だけを見てHPを減らすと、回復量を失う場合もあります。ほかの能力へ回せる数値との兼ね合いも含めて決めましょう。

ここだけ覚えればOK

端数を残したい場面では奇数が便利。半分以下の発動や予定どおりの退場を狙うなら偶数が有利なこともあります。

関連する基礎記事

実際に調べてみる